華やかさゼロ!ホテルパティシエのリアル

体験レポ
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こんにちは!ゆーかりの肩@yukanokata)です!

私は2年間ホテルでパティシエをしていました

現在は飲食業界から離れ別の仕事をしています

なぜ2年で辞めてしまったかというと労働環境人間関係が最悪だったからです・・・

「現役パティシエ、パティシエを目指している人」

へ向けてパティシエ業界のリアルを伝えます

「夢と現実とのギャップに苦しまないで」

「これからのパティシエ業界をよりよくしてほしい

そんな私の願いがこもった記事になっています

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高すぎる離職率の原因

女子小学生のなりたい職業ランキングの上位に必ずと言っていいほど入ってくるパティシエ

とても華やかに見えますが現実はブラックです

離職率は3年以内で90%ともいわれています

10年以内だとなんと99%とも!

その原因は

  • 長時間労働
  • 休日が少ない
  • 安月給
  • 人間関係

個人のケーキ屋さんは休日が少なく長時間労働安月給がほとんどです

ホテルや工場などの大手であれば休日が確保されていたり、ボーナスがしっかり出る場合もあります

ですが一日の拘束時間が長かったり、繁忙期は残業が多いお店がほとんどです

労働環境が整備されておらず、体育会系なところもあります

昔ながらの根性論が根強く残っているのも離職率が高い原因ですね

ホテルパティシエでもサービス残業

私が働いていたホテルはサービス残業が慢性化していました

月の休みは8日ほど

定時は8:00~17:00で休憩時間を除いて8時間労働

のはずですが現実は6:30に出勤して良くて18:00、忙しい時は21:00以降

クリスマスなどの繁忙期は日付が変わるころに帰宅なんて日もありました

あまりにも忙しい時は残業代がつきましたが数時間程度の残業はつかないことがほとんど・・・

定時でタイムカードを切ってから仕事をするのが当たり前

それが入社してから一番の疑問でした

生活するのに精いっぱいのお給料

私はホテルに就職すると同時に一人暮らしを始めました

幸い会社の寮があったので安い家賃で住むことができましたが、家賃4~6万円を払っていたら遊びに使えるお金はほとんどありません

実際若い従業員のほとんどは寮や実家から通っている人がほとんどでした

家が近ければ実家でも問題ありませんが、朝が早い仕事なので通勤時間が長くなると自分に使える時間が少なくなります

何よりも最悪だった人間関係

私がパティシエを辞めた原因は長時間労働、安月給、人間関係ですが何よりもひどかったのは人間関係でした

特にいじめられていたり嫌がらせを受けていたわけではありませんが

「大人ってこんな陰湿なんだ・・・」

とショックを受けました

男女比が8:2ぐらいでほとんど男性メインの職場でさっぱりした人間関係なのかと思っていましたが

「あいつは使えない」

「あの仕事あいつに任せたから失敗した」

いない人の悪口を言いまくり

仕事に関係のないプライベートな会話をしていても

「この話は秘密なんだけど~」

と言っていても本人以外全員知っているなんてこともざらでした

個人的な話をしてもすぐバラされるし、いないところでは悪口を言われている

私は

「ここで働いている人は誰も信じられない・・・

少し人間不信に至ってしまいました

話しやすくて少し仲良くなる人がいても、本心をさらけ出すことができなくなり、殻に閉じこもりながら仕事を続ける日々でした

淡々と仕事をこなし友達じゃないんだからそれ以上の関りはいらない!

という人もいるかもしれませんがパティシエの仕事はチームワークです

協力し合わないと成り立たないことを、協力したくもない人と一緒にやらなきゃいけないのはかなり苦痛ですし、ギスギスした状態でやっても上手くいきません

失敗したらみんな人のせいにして悪循環

「ありがとう」

「すいません」

がこまめに言える素敵な職場にしてほしいものです

すべてのケーキ屋さんがブラックとは限らない

街のケーキ屋さんや百貨店に入っているケーキ屋さん、ホテル、工場、ネット販売などパティシエで働くにしてもいろいろな業界があります

そのすべてがブラックで環境が悪いわけではありません

労働時間がきっちり守られているお店やアットホームで人間関係がすごくいいところもあるでしょう

しかし労働時間が守られていて給料もよく、人間関係もいいなんて好条件のお店はなかなか見つかりません

「お菓子作り大好きだからどんな環境でも働けます!」

なんて人もいるかもしれませんが続けていくには職場環境かなり大事です

いくらケーキに対する気持ちが強くても、悪い環境で続けられる人はまれです

体を壊してしまったり、精神的に参ってしまう人がほとんど

悪い環境でただしがみついて仕事をするよりも、いい環境でプライベートに余裕を持ちながら仕事をする方がいい仕事ができるにきまってます

「このお店で働き続けたい!」

と思えるお店が増えてくれることを願うばかりです

これからパティシエになる人に伝えたいこと

就職先選びは慎重に

パティシエといっても個人のお店だけではなく、大手のホテルや工場、レストランなどいろいろな場所があります

自分が何をやりたいのか、将来どうなりたいのか目標を明確にし就職先を選ぶのが大切です

製菓理論は頭に入れておくべし

ほとんどの方が製菓学校へ通ってから就職すると思います

学校で必ず習うのが製菓理論

理論的に素材やお菓子作りについて学びますが、授業内容が頭に入っているかいないかで失敗しにくくなります

現場では失敗が許されません

お店の損失になり、仕事を任せてもらえなくなる可能性も

実習も大事ですが学校でできる実習には限りがあります

知識は必ず力になるのでさぼらずちゃんと身につけましょうね

3年は続けろは嘘!辛くなったら転職も視野に

「就職したら3年は続けろ」

とよく言われていました

ただ我慢をしてでも3年続ける必要はありません

肉体的、精神的に限界が来る前に転職を視野に入れること

体を壊してしまったり、精神的に病んだり、お菓子作りを嫌いになってしまったりしたら元も子もありません

どうしても我慢できない苦痛があったら転職を考えましょう

お店はたくさんありますし、今よりいい環境の職場や成長できる職場は必ずあります

無理して3年続ける必要はありません

自分に合った道を常に探し続けることをおすすめします

パティシエをやっていてよかったこと

  • 技術が身についた
  • お客さんに喜んでもらえる
  • 効率よく物事を考えられるようになった

たった2年間でしたが身についたことも多くあります

技術が身につく

少しずつ簡単なものからでしたがいろいろなお菓子を作りました

毎日同じものを作り嫌になる毎日でしたが、毎日の繰り返しで技術が身につきました

お客さんの喜ぶ顔がうれしい

ホテルパティシエは基本接客はしません

場所によってはレストランがあったり、調理場がガラス張りだったりお客さんの反応を見ることができます

レストラン担当になったときにお客さんの反応を見ることができました

ケーキショップが併設されていたので、ケーキが売れていくところも見ることができ

美味しそうに食べていたり、自分が作ったケーキが買われていくのは、パティシエをやっていてよかったなと思う瞬間でした

激務の中で効率よく物事を考える

毎日とにかく忙しくて最初の頃は、目の前の仕事をこなすのがやっとでした

慣れてきてある程度の仕事を任せてもらえるようになると、考えるのは効率です

何よりも

早く帰りたい

という気持ちがあったからかもしれません(笑)

「朝一日の予定を立て、ケーキを焼いている間に別のケーキを仕込んでそれを冷やしている間に焼き上がりを仕上げて、冷ましている間に冷やしたケーキを仕上げて・・・」

頭の中では常に効率を考えてどう無駄のない動きをするか、頭も体もフル活用でした

最後に

現在のパティシエ業界はかなりブラックです

長時間労働、安月給は頭に入れておいて

自分は将来どんなパティシエになりたいのか目標を持ち続けるのがとても大切です

最初に就職したところがブラックでもそのお店がすべてではありません

一番は体が大事!

無理をしないで素敵なパティシエが増えていくことを願います

パティシエ業界が少しでも明るくなりますように!!!

それではっ

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